自分の「変化」を見極めて、それを制御しよう。

近年、昔の季節感からいうと少しずれていて、異常気象状態にあるとはいえ、十月ともなると、「秋」への季節変化は明らかになりました。
この当たり前の様子を、ふと立ち止まって考えてみて、あらためて「変化」とは何を問うてみます。
「時間」と関係があることは分かっていますが、「時間」があるから「変化」があるのか、それとも「変化」があるから「時間」があるのか、まだ誰もその答えを出したことはありません。文系・理系を問わず、多くの学者の昔からの永遠のテーマです。しかし、あらゆる「変化」には「時」の経過が必要だということは皆さん納得してくれるでしょう。君たちの身体は刻々と変化(君たちの年齢では成長ですね)しています。

「刻々といっても、そんなに急には大きくならないよ」と言うでしょう。
しかし、身体を形づくっている細胞を想像してみて下さい。
現在の細胞は一秒前の細胞とは明らかに違います。だって、前述したように、「時」の経過は「変化」をもたらすのですから。
その変化が二十四時間経つと、どれほど変わっているか、君たちならどれほど細胞が成長しているのか分かりますよね。
しかし、意識できる「自分」は二十四時間前の「自分」より明らかに精神的に「変化(成長)」していると実感していますか?身体の細胞の成長に負けないほど、一日一日自分が「変化(成長)」していると意識して毎日を過ごすことができれば素敵な一年後になるでしょうね。
時間といえば、自分自身の一日の時間の流れをしっかりと制御できていますか。
朝、お母さんに何度も「起きなさい」と言われているんじゃないでしょうか?
君たちは思春期で、体内時計がずれると言われています。それは成長ホルモンのせいで眠いですよね。(体内時計のリセットは「光」です。朝すぐにカーテンを開け「光」を浴びましょう。)アメリカの中学校ではそのことを考慮して、授業時間を遅らせるところもあると聞きました。成長ホルモンのために「眠くなる」ということに加えて、人によっていくら眠れば前日の疲れを回復できるのでしょうか?(身体的にも脳的にもメンテしておかないとね)ナポレオンは四時間で充分、一方アインシュタインは十時間眠らなければ脳が冴えなかったらしいと言われているように、必要な睡眠時間は人によってそれぞれです。高校生になると中学時と比べてはるかに忙しくなる人がほとんどですが、自分はどれくらい眠るとスッキリし、その日が充実できるのかを今からしっかり知っておくことが大切ですね。そして、どうしてもその時間を確保しなければいけません。そこから逆計算をして、学校に居る時間、塾での、家庭での勉強時間、リラックスする時間など、一日の時間の流れを流れにまかせる、あるいは友達に委ねるのではなく、自分でしっかりと統御できるようになる。このことは精神的「変化(成長)」の中で、一生使うことができる大切なことです。

2016.10月

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