なぜ、働くのか 「生死」という深みにおいて観る ~ 中2 U・Yさん ~

私は生死の境をさまよったり、死を目の前に感じたりしたことはありません。
だから「死生観」を持ったことがありませんでした。
それが当たり前でした。
けれど筆者の「この一年と五十年、違いがあるのでしょうか。」という文に考えさせられました。
私たち人間の一生なんて長い地球の歴史からするとほんの一瞬です。
その中の四十九年の差なんてほんとに短いものです。
そう考えると少し「死生観」を持てたような気がします。
戦時中は皆いつ死ぬか分からない条件だったから、その日、1日を生きれたことに深く感謝したのだと思います。
そして生きれなかった仲間や家族の分も生きよう、と思えたはずです。
けれど私は今日という1日に感謝をしていませんでした。
今日という1日の価値は変わらないのに。

 

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