世界中の人にとって、というより日本人にとって大きなイベントとなった「バレンタインデイ」。一番盛りあがってるのは、小学生から高校生の女子の間の“友チョコ”でしょうか。男の子達はかなり前から弱冠「しらけてる」ようですね。
それにしても君達はこの「バレンタインデイ」の起源を知っているのでしょうか。実は「ローマ帝国の時代」までさかのぼれるのです。
二月十四日は、女神ユノの祝日。家庭と結婚の神でした。当時、ローマ帝国では、愛する人を故郷に残していると、兵士たちの士気が下がるという理由で、ローマ兵の結婚を禁止していました。そのような中、キリスト教司祭ヴァレンティヌス(バレンタイン)が愛する二人を結婚させますが、捕えられ処刑されました。その日が二月十四日。そこで恋人たちの日になったとも。ただ経緯は諸説あるようですが、現在、カトリック教会では公式な祝日としてはいません。

しかし、異性にチョコレートを渡すとき、あるいは受け取る瞬間、「胸が高まる」よね。エッ「胸が高まる」?渡せなくて、「胸が痛む」もある。
どうして心の状態を表す言い回しには「胸」を使うことが多いのでしょうか?
英語も同じで「heart」と言いますね。実は心は心臓にあると考えられてきたからです。「heart」には“心”と“心臓”の両方の意味があります。ここでもまた歴史をさかのぼると、紀元前三千年ごろの古代エジプトで、すでに心臓は心を表わすと考えられていたそうです。しかし、現代人は「心は『脳』」とわかっていますよね。『脳』がときめいた結果、「胸が高まる」と。でも、今でも「♡」のマークは心の問題。バレンタインデイのメッセージカードにも、「♡」を書くよね。心臓を。
よく考えると脳の絵の方がリアルなのに。

何でも少し立ち止まって考えると、『心はどうして心臓なの』ということで、いろいろ調べて勉強できるよ。

2016.2月