保護者様への情報コーナー: 子どものやる気を引き出す!親のアプローチ 今週のテーマ ☆ 子ども本人の時系列で成長を認める! ☆
私たちは、誰でも他人と比較されることを嫌います。 子どもも同じで、 特に、誰離ちゃん(くん) よりダメなところを言われるのが、 一番傷つきます。 つまり、子育てでは、他者比較はしないほうが良いのです。
それでは、どうするか。 叱咤激励をする際に、他者比較ではなく子どもにどうやって実感してもらえばよいのか。それは、子どもの時系列を振り返って本人の過去と今と未来について語ってみることです。叱咤激励ではこの時系列で子どもの成長を比較するのが、有効なことだと思います。出来たこと、出来なかったことを本人の過去と今を比べながら伝えてみると、子どもの自信につながっていくと思います。 そして、もう少し大きくなったら、こんなことも出来るようになるんだよと教えてあげるのです。 子ども自身が自分の成長を確認できますし、将来の成長に関してもイメージがしやすくなるというものです。
お母さん:昔のA君は、ここまではできなかったわ。
A君: え? そうかな?
お母さん: そうよ。 2年前には、まだできなかったと思うわよ。
A君:だって、この程度なら簡単だもん。
お母さん:A君が、 成長したから簡単に出来るのよ。 自分ではわからないかもしれないけど、 人間って徐々に成長していって、 出来ないことが何でも出来るようになっていくのよ。A君も成長の途中だから、どんどん出来ることが増えていくわよ。
A君: そうかな。 まだまだ出来ないことが多いけど。
お母さん:今は出来ないけど、A君は、もう少ししたら、こんなことも簡単に出来るようになるわよ。そして、 多分、こんなことも考えられるようになると思うわ。凄いと思わない?!
A君:もし、 出来たら凄いね。
お母さん: 大丈夫! 絶対出来るから。
こんな会話で、 子どものセルフエスティームは高まるものです。 子ども自身の時系列で能力比較をすることで、子どもの今を承認してあげましょう! それが、やる気を引き出すことに繋がるのですから。
「子ども本人を基準にして成長を評価しよう!」