オンライン講座「FocusGold著者が伝授!高校数学の正しい勉強法セミナー」 感想編

3月に行われました、オンライン講演会
「FocusGold著者が伝授!高校数学の正しい勉強法セミナー」

今回、数学の問題集「FocusGold」を作られた数学のプロ中のプロ、竹内英人先生による勉強法セミナーでした。数学界では、知らない人はいないぐらいの超有名人です。

<FocusGold>※チャート式より詳しいと評判の参考書です。

数学の問題集を作られた先生に、教科書の効果的な使い方や普段の勉強のやり方等、アドバイスを受けました。また、竹内先生の学習法は、言うまでもなく新大学入試にも対応しています。大学入試で数学を受験する新高3生も、必見の価値ありでした。

今後も進学ゼミBe-Styleでは学習面だけではなく、様々な角度での学力向上に努め、今後も様々なイベントを催して参りたいと考えております。今回はいくつかいただきました感想をご紹介させていただきます。

オンライン講習会 感想 

村井聖悟(中3)
僕は最近勉強をしていく中で、何のために勉強をしているのか・将来役に立つのかと思いながらも勉強をしていました。その中でも数学についてを竹内英人先生が教えて下さいました。まず、なぜ数学を学ぶのかについて考えました。学校の授業にあるから・入試に必要だから学んでおくと将来役に立つから・純粋に面白ういから、という意見が出ました。数学の有用性についても教えて下さり、基礎学力の土台(読み・書き・計算)、論理的思考力が高まる(物事の筋道を立てて考えることができる)、柔軟な思考力が身に付く、日常生活に役立つという傾向がわかりました。そして数学を勉強する理由が分かりました。そこから正しい学び方について基礎基本を大切にする、予習よりも復習を重視して「解き方」よりも「考え方」を重視する、「丸暗記」から「理解暗記」にする、すぐにヒントをや答えを見ないという方法がいいという事が分かりました。その方法から教科書を大切にする・3回は復習をする・公式定理は結果より「導き方」が大事・人は試行錯誤している時が一番力がつくということを学べました。そこからもう少し頑張りたい余裕があれば、教科書を理解しながら音読・先生になったつもりで人に教えるセルフレクチャーをする・ポイントや疑問点、盲点、別解などを色を分けて書いていく・自分で類義テストの問題を作るようなことをすればもっと力がつくということも分かりました。具体的な学習方法は、授業の前日に教科書をサッと読んでおく→その日のうちに復習→週末に問題演習をしながら確認し定着を図る→定期考査前に再度復習をするという方法が良いということが分かりました。今回知ったなぜ学ぶのか・有用性・正しい学び方・ワンランクアップ法・学習方法は大体その教科でもできることだとおもうので、今回学んだことをこれからの自分の学習に繋げていけるように頑張ります。

篠森周(中3)
今回で数学はありとあらゆるところに使われていることが分かりました。一番驚いたのは新幹線のシートが2列と3列シートである理由が、一人を除いて2人・3人・4人・5人…と団体で来ても空席をなくすためだと分かり、驚きました。高校数学の重要なポイントとして、①基礎基本を大切にすることは教科書を大切にすること。②予習よりも復習を重視し、最低でも3回は復習をする。③「解き方(How?)」ではなく「考え方(Why?)」を重視する。④「丸暗記」ではなく「理解暗記」で、公式や定理は結果より「導き方」が大事⑤すぐにヒントや答えを見ない。人間は試行錯誤している時に一番力がつく。の5つを教えて頂きました。これに伴い、具体的な学習方法として①授業の前日に教科書をサッと読んでおく(軽く予習として2・3ページほど)。この時、練習問題は解いても解かなくても良い。②学校の授業を受ける。ただ聞いて黒板を写すだけの「受け身」ではなく先生の話からなにが重要なのかを考える。③その日のうちに復習。まずは教科書、ノートの復習、教科書の該当箇所の問題を解く。という今からでも実践できることを教えて頂けました。今回のオンライン講習会はとてもためになるものでした。

宮川奈津乃(大学1年)
私はこの講習会に参加して数学の正しい勉強法について学ぶ事ができ、この勉強法を意識しながら将来子どもたちに授業をしていきたいと思いました。まずアジア圏の子どもたちはヨーロッパやアメリカの子どもたちに比べて、将来数学が役に立つと考えている子が少なく、学ぶ意欲に差があることを知りました。確かに三角関数やベクトルなどの内容を日常生活の中で直接的に使うことは少ないかもしれないし、あまり数学の有用性について意識せずに勉強をしている人は多いと思います。ですが特に小学校低学年のうちから算数の勉強の必要性を理解し、興味・関心を持って勉強する事が大切だと思います。もし私が授業をする立場なら、教科書の内容に触れる前に実際に生活の中で数学の知識が使われている例を話し合う時間をとったり動画を見せたりして理解を深めていきたいと思います。そして、この講習会の中で「数学で生活が成り立っている」「論理的思考力が高まる」「柔軟な思考力が身に付く」というような有用性が紹介されていて、実際に問題を解いてみるとただ読むだけでは理解するのが難しく、数学は必要だという事を改めて実感しました。特に新幹線の座席の話で、2人組、3人組など乗客が様々な組み合わせで乗車した時に空席を作って迷惑をかけることがないように、2列と3列で並んでいるということを知った時はとても感動しました。他にもどのような例があるのか是非考えてみたいです。最後に高校数学の正しい学び方の中で「教科書をじっくり読むことが大事」とあり、私が高校生の時にも先生から言われたし自分も気を付けていたので、基本を理解する事が全てに繋がるのだなと思いました。私は共通テストの勉強を本格的に始めた時は、模試や問題集ばかり解いていました。ですが、公式・定理の証明ができないと、初めて見る問題に対応するのはとても難しかったです。数学は答えの導き方がいくつもあるのでそれを知ることで楽しくなると思うし、理解も深まると思うので、是非中学生のうちから頭を使って考える癖をつけてほしいと思います。また、日々の復習をしっかりとすることで受験に対応することができると思うので、スケジュールを立ててできれば時間を測りながら勉強してほしいと思いました。私も大学生ですが、どの科目でも基礎基本を大切にして頑張りたいです。