オンライン講習会の感想 (元スターバックスCEO岩田松雄氏) 

 大学1年 宮川 奈津乃

私は、このオンライン講習会でのお話しを聞いて「会社は世の中をよくするためにある」ということや「学び続ける力」が大切であるということがとても印象に残っています。

「企業の目的は利益ではない」ということを始めて聞いたとき、利益以外には社員を守るためという目的かなと思いました。しかし、企業の存在理由=ミッションであるので経営者はミッションを決める際には「何のために働くのか・社会に貢献することはできるのか」を意識することが必要だと実感しました。
また、私は経営者は特にバリュー(行動指針)が鍵を握ると思います。どんなに恨みを買ってしまっても「教育」をしなければならない立場である経営者は、組織によりDNAを残すためにもとても悩むポイントだと思います。もし、考えが行き詰まったら社員に意見を求めたり、経営コンサルタントに相談したり様々な方法があると思います。
でも、経営者には常に大きな責任を伴っているので、最後には自分が判断しなければならないので、人に教える前にまずは自分が高い志を持って働く経験を積むべきだと思いました。

それと同時に私は社会の仕事に対する熱意を上げるにはどうすればいいかというポイントに注目しました。人は「学び続ける」ことが出来るという事を理解することはとても難しいと思います。仕事に慣れるうちに「何のために働くのか」と聞かれたら、多くの人が「生活のため」と言う傾向が高まると思います。
だから岩田さんが新入社員の時に「社長になることが目標」と言って、努力を続けてこられたのは本当に素晴らしい事だと思いました。リーダーがしっかりしていると周りの人も影響されるので努力をしている人はどんどん褒めるべきだし、どんな立場でもチームとして仕事をするべきだと思いました。
また、スタバは第5次産業(感動経験産業)であるというお話しにはとても納得しました。全ての人を「パートナー」とする考え方は尊敬ではなく、自分も同じ考え方で「言魂」を大切にして仕事をしたいと思うことが出来ました。

私は、今大学1年生ですが授業だけでなく、日々の生活でも「どんなことをするのが最善か、成長することができるのか」を常に意識してどんなことにも挑戦していきたいです。