「君は自前のエンジンを搭載しているだろうか。」

「君は自前のエンジンを搭載しているだろうか。」　黒田未祈　高2

私がこの文章を読んで思うことは、
うん、まぁ、そうね　という非常にあっさりとした皇帝の思いを持っている。
人は空を飛ぶものに憧れる。
すーっとまっすぐ美しく飛ぶそれこそグライダーとか飛行機とかに。

なぜかというと、人は空を飛べないから。
私たちは普段見ている綺麗な空や、飛行機は自由にすーっと存在している。
それと対照的なものが人間社会。
確かにそうで本当にどこまでも学校なんか不自由。
決まった時間に学校に行くし、授業に出るし。制服も着るし。
普段当たり前すぎてやっているものなんだけど言ってしまえばこれも不自由の一種。
このまわりに従うということはまぁいることだし大切なこと。
だってこの世の中、規律が守れないと困ることも出てくる。
それにこの世の中自分中心で世界が回っているなんてことあるわけないし
でも、この文のように「大学の卒業論文のように自由にやってみなさい」
なんて反対のことを要求されると困るものだ。
多分「えーっ」てなるんじゃないかな。
でもそれを乗り越えて人は社会に出るんだろう。
「学生の最終難関が卒論だ」と私のすごい仲のいい子が言っていたけど、
ある意味大変だけど、苦手だろうけど頑張らないといけないことだ。
だから正直大変だし、しんどいから大丈夫かな…なんて思いながら私は大学入試に挑むわけだ。
まだまだ私の夢への道は遠い。
そう、この文章がとりあえずハチャメチャなのは自分でもよくわかっているけど。
自分のエンジンを搭載するのは正直大変。
習わないからね。
でも、それを自分で作り上げることはできるはずだ。
誰かの真似をしても自分の身になればいい事だ。
ゆっくりそこは模索したいと思った。
ありがたいことに私の身の回りはたくさんの人がいてくれてるから
その優れた能力、盗んでやっていきたい。
20年以上前から、「グライダー人間を作るな」と警告されているが、増えている現実。
なかなかグライダー人間をすぐに減らすことは難しいのかもしれない。
でも、その警告を自分にも向けられていると感じ取り、最善を尽くしている
Compoの先生は素晴らしいと思うし、教員になりたいと思う私の身にも深くしみた文であった。