Be-Style卒業生その後~ お仕事未来編

お仕事未来 ~自分の夢の見つけ方~

黒田 未折さん

約3年前、高校卒業をきっかけにBeStyleを卒業し、来年の春から中学校の教員として働くことになりました。
私は中学1年の冬くらいにBeStyleに入り、そこから6年間この塾で学びました。
その時からずっと中学校教員になるという夢を掲げていました。
しかし、途中で気持ちが揺らぐこともよくありました。今日はそんな自分の話を残したいと思います。
中学校教員になると思い始めたのは、中学1年の時。当時の英語の先生に憧れて自分もあぁなりたいと思い出したのがきっかけです。
周りの先生も多く応援してくれたので、中学時代はずっと自分は教員になると思い続けていました。
晴れて志望校に合格しましたが、自分の高校時代は正直いいものとは言えませんでした。
勉強には苦戦し、友達も少なく、しんどい3年間でした。それでも英語だけは好きで、その時もまだ先生になると思っていました。
高校とは反対に大学生活は毎日楽しかったのをよく覚えています。しかし、自分の夢が大きく揺らいだ瞬間でもありました。
もっと英語を極めたい、海外に行きたいという思いが強くなり、航空関係の仕事に就きたいと思うようになりました。
まぁ、それでもいつか役に立つ日が来るかもしれなしという本当に軽い気持ちで教員免許は取っておこうと思い、教職課程の履修を決めました。
私の大学の教職課程はかなり厳しく、途中で履修をやめる人が多くいます。実際に私の学年も今、履修している人は当初よりかなり減ってしまいました。
そんな感じだったので、私も多分途中で辞めるだろうと思ったし、親にもそう話していました。
しかし、実際はそうでもなくなぜかずるずると生き残ってしまって現在に至っています。
それでも大学4年の春にまた悩みました。それこそ就活を始める季節だったからです。
教職課程の授業とアルバイトに時間を割かれ、結局航空関係の道は諦めました。
ちなみにその選択には後悔していません。やっぱり教員になる道を決めかねていた私は教育関係の企業を中心に就活をして、結果2社内定をもらっていました。
じゃあ、なぜここまで悩んだのに教員になることにしたか…というと教育実習がきっかけとしてあったからです。
大学4年生の5月下旬に自分の母校の中学校に教育実習に行きました。
初週はしんどかったです。生徒とも仲良くなれないし、疎外感を覚え、早く大学に帰りたいとよく思っていました。
しかし、生徒とも打ち解けてきた中で挑んだ研修授業がきっかけです。
生徒の顔が嬉しそうで、英語が楽しいという声を聞いて、それが嬉しくて先生になると決めました。
自分が英語を楽しいとあの日感じたのと同じような感覚を少しでも彼らに与えることができたらいいなと思ったから、それが自分にもできるのではないかと思ったから先生になろうと思いました。
結局、こんな感じで本当に自分の将来を決めることには悩み続けました。
みなさんも自分が何がしたいのか分からないという人はいるのではないでしょうか。私はそれでいいと思います。
自分の将来なんだから、納得できるまで悩み続けたらいいと思います。
悩んだその先に答えは見つかると思います。
この先の将来、悩んで苦しんでもがいて、その先に得たものには価値があると思います。
悩んでも大丈夫。みなさんが納得できる未来を見出して、充実した毎日を送れることを心から祈っています。